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1/2スケール 3Dプリンターモデル

1/2スケール 3Dプリンターモデル

歯科治療の診断・治療計画の決定等において口腔内を三次元的に考察するための研究用模型は重要です.しかし,既存の石膏による原寸大の研究用模型は保存や管理が難しいといった問題があります.管理スペースの問題や石膏の脆さによる破損,様々な形状による整理のしづらさといったようなことです.そこで,既存の研究用模型によるネガティブな面への対処として,3Dプリンター光造形積層方式による1/2スケール研究用模型を考案したのでご紹介致します.


 

fig.one

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upwardright研究用模型のデータ取得は従来法による既製トレーとアルジネート印象材を用いた概形印象採得によって製作した石膏モデルをスキャニングし,そのデータを1/2(縦・横・高さ 比率)に縮小する.本ケースでは上顎総義歯を直接スキャニングした.

 


 

fig.two

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upwardrightデジタルデータは,対象を自由自在に拡大縮小することが可能であり,更に3Dプリンターによって,立体造形物として容易に実体化・可視化することができる.

 


 

fig.three

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upwardright最適化された3次元口腔内情報を超微細なレーザー光(紫外線)を使用して正確かつ安定して積層することにより,1/2スケールに縮小した場合においても口蓋隆起や下顎隆起,各小帯に及ぶまで緻密に再現することができる.本ケースで使用しているDWS社の樹脂は造形表面のクオリティーが高く,その品質には定評がある.

 


 

fig.four

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upwardright「歯牙解剖における知識力」や「形態再現における技術力」を磨くためには,歯型彫刻を繰り返し行うことが重要とされている.同様に1/2スケールモデルを利用し,歯型形態だけではなく歯列全体を俯瞰的に模倣彫刻することによって,口腔諸器官の構造と機能を理解することが可能になると思われる.1/2スケールモデルの活用例としてご紹介します.



 

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pencil㈱横浜トラスト歯科技工研究所 川崎 崇

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